新訳 枕草子

中村徳五郎 訳

上巻 [四巻 四十四段より成る]

    巻の一 [十三段よりなる]

[一]春はあけぼの    [二]頃は

[三]正月【むつき】一日【ついたち】は


   (その一 正月【しゃうがつ】元日【ぐわんじつ】は)

   (その二 七日【なぬか】は七種【ななぐさ】とて)

   (その三 八日【やうか】は女王【によわう】に)

   (その四 十五日は望粥【もちかゆ】の節供【せく】とて)

   (その五 三月【やよひ】三日【みか】は桃の節句【せく】にて)

   (その六 咲き振りの面白き櫻の)  (その七 四月中の酉の日は)

[四]異事なるもの

   (その一 同じ事ながらも)    (その二 大切に思へる子を)    

   (その三 大進、少進など)    (その四 一条天皇の姫宮)

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